復活したドキッチ
AUSTRALIAN OPEN TENNIS TOURNAMENT 2009

 全豪オープン女子4回戦、ドキッチとクレイバノワ(シード29)の試合では女子最長となるフルセット。
 56分、57分、69分 計3時間2分となる試合でした。
 どちらが勝ってもおかしくない、どちらも勝たせたいと思わせる試合内容でした。

結果はドキッチの7-5、5-7、8-6で勝利。
クレイバノワは3回戦でイヴァノヴィッチ(シード5)を2-1で敗っての試合でした。

最初ドキッチ(オーストラリア)と誰でしたか忘れたけれど、その対戦を観た時、
地元会場に詰めかけたほぼ全員と言っていいくらいの熱烈な声援で、相手選手は完全アウェイ状態!
それも拍手や歓声だけでなく、組織だって応援
こんなのフェアじゃない

それにオーストラリアは有望株がいないから、もう必死なんだなー
と・・・・

それで何となく、ドキッチ以外の選手を応援しよー 
と思った程(普通はそれ程感じないけれど)
 いいプレーしても静まり返った会場・・・
それでもクレイバノワは淡々とプレーに集中しているかに思え、好感度を増しました。
ドキッチもそれを誇示することもなくて二人ともマナーは良かったのですが。

ただドキッチがウィナーなどしようものなら怒涛の歓声。。。
大きな違い!

解説の方のドキッチのお父さんがセルビアで「悪かった」と言っていること、
初めはドキッチがブーイングの中でプレーしたことなど

最初は????でしたが
オーストラリアの人達の異常なほどの熱狂ぶりがだんだん理解できました。

復活したドキッチ、快進撃はどこまで続くのか
この記事を拝借すると・・・

途中からです。

絶えない悩み……母国の内戦、父との関係
 1983年、当時のユーゴスラビアに生まれたドキッチは、94年、体制が崩壊して内戦状態にあった母国を脱し、家族とともにオーストラリアに移住した。オーストラリア国籍を得たドキッチは、ジュニアで頭角を現し、その後、プロツアーで華々しく活躍する。2000年にはウィンブルドンで準決勝進出。02年には、世界ランキングを自己最高の4位まで上げた。

 01年の「トヨタ・プリンセスカップ」で優勝した際、近い将来、彼女はキム・クライシュテルスやジュスティーヌ・エナン(ともにベルギー)と女王の座を争うのではないか、と原稿に書いたことを覚えている。

 ただ、父ダミルはコート内外での奇行、暴言が目立ち、ドキッチはいつもそれに振り回されていた。父親の意向を反映した行動だったのか、ドキッチは2000年末、オーストラリアから再びユーゴスラビア(当時)に国籍を戻した。オーストラリアのテニス協会やファンにとっては「背信行為」だった。ただ、おそらくドキッチ自身は“二つの母国”の間で悩み、根無し草のような頼りなさを感じていただろう。また、父親との関係も良好なものではなかったに違いない。

 テニストーナメントへの“出入り禁止”状態にあった父親と別れ、オーストラリア国籍を再取得する選択肢を選んだのは、05年の暮れのこと。この年、彼女のランキングは351位まで落ちていた。再びオーストラリア協会のサポートを受けるようになったドキッチだが、07年には協会幹部を批判し、両者の関係は悪化する。この年が、一番の危機だったのではないか。一時はテニスを続ける気持ちも薄れ、コートから足が遠のいたドキッチは、ぶくぶくに太ってしまったという。

どん底からのカムバック
 しかし、ドキッチのカムバックに懸ける気持ちは本物だった。16キロも減量したドキッチは、08年全豪の予選に出場。2年ぶりの本戦出場を目指したが、2回戦でタマリネ・タナスガーン(タイ)に敗れてしまう。それでも、この年、ドキッチはツアー下部のITF(国際テニス連盟)サーキット3大会で優勝。コツコツとポイントを稼ぎ、今回の全豪オープンには、国内選手を対象とするワイルドカード選手権を勝ち抜いて出場権を得た。

 置かれた環境はまったく異なるが、クルム伊達と同じように、ゼロからの挑戦だったからこそ、今回のこの活躍があるのかもしれない。

 素晴らしいのは集中力だ。相手をたじろがせるような鋭い眼光。確信が込められたショット。トッププレーヤーに求められる要素とされる“殺人者の本能”を、彼女ほど濃厚に漂わせるプレーヤーはいない。


 ドキッチはダブルフォルトが実に11と多かったのですが、クレイバノワの主に、セカンドサーヴのコースを読みポイントにしていった印象が強いです。

 クレイバノワはこれからサーヴのコース、いろいろな攻め手を研究したらすご〜く伸びるだろうな〜。
本当にどちらが勝ってもおかしくないくらい見応えがあるいい試合でした。

やっぱ観客の後押しが大きかったかも。
ドキッチ、次はサフィーナと対戦。

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