現金授受の時期食い違う
 最近は談合の話がゴロゴロと明るみに出て「あ、また?」って感じで取上げることはなくなりました。
 ただ、こういう自殺者まで出た挙句、供述が食い違うとなれば、話は別問題ですね。
 非を認めない人物は所詮裁かれることになるでしょう。

現金授受の時期ズレ、「謝礼金」否定 福島前知事実弟

 福島県発注工事の談合事件で、佐藤栄佐久・同県前知事の実弟で「郡山三東スーツ」社長の佐藤祐二容疑者(63)がゼネコンから受け取った現金をめぐり、自殺したゼネコン幹部が残した供述と佐藤社長の主張が対立している。ゼネコン幹部の供述では、現金授受の時期が工事受注の「04年8月」ごろ。だが、佐藤社長は「05年8月」と訴え、受注謝礼との趣旨を認めていない。佐藤社長の談合容疑の決め手となるだけに、謝礼かどうかが東京地検特捜部の捜査の焦点となっている。

 談合した疑いが持たれているのは、福島県が04年8月に入札を行った下水道整備工事。準大手ゼネコン「東急建設」と地元大手「佐藤工業」の共同企業体が、入札前の受注調整の結果、落札したとされる。

 特捜部はこれまでの調べで、東急建設の東北支店長(当時)から、同年8月ごろに、佐藤社長に工事受注の謝礼として数百万円の現金を渡したとの供述を得た。東北支店長は今年8月、調べ後に都内のホテルで飛び降り自殺している。

 しかし、佐藤社長は調べに対し、「東急建設から現金を受け取ったのは05年8月ごろで、約200万円だった」と供述。04年には、知事選の陣中見舞いの献金がいくつもの業者から届いたが、設備会社社長、辻政雄被告(59)=競売入札妨害の罪で起訴=を通したものが多く、東急建設から現金を受け取ったという認識はないと説明しているという。

 佐藤社長の記憶では、05年8月、辻社長から「東急建設の人がそちらに行くので、金を預かってほしい」と連絡を受けた。この際、佐藤社長を訪問したのは、東急建設東北支店元副支店長の門脇進容疑者(63)=同容疑で逮捕。元副支店長は、佐藤社長に「よろしく」と言って現金約200万円を手渡した。

 佐藤社長は現金の一部を私的に使ったが、残りは手元に置き、特捜部の捜索で押収されたという。この現金について、辻社長は「東急建設による佐藤前知事のパーティー券購入費だった」と供述している模様だが、佐藤社長はその事情も知らなかったとしている。

 特捜部はこの05年分も受注調整の謝礼だったとみており、04年分の授受も含め、佐藤社長の主張を崩そうと調べている。

 どちらにせよ、何も謝礼なしで不当なことが通る訳じゃありませんからね。この類もまだまだ一杯あるでしょう。

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